故障かも?と時計店に持ち込む前に。

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目次

こんな時は?

時計が止まった

リューズが引かれていたりしないか確認して下さい。引かれていればリューズを本体側へ押し込んでみて下さい。(何かに引っかかってリューズが引かれた状態になっている場合があります。)

クォーツ時計(電池式)で購入してすぐの場合は、故障ではなく入っている電池が作られた時のテスト用のため、電池が早く切れた可能性があります。念のため保証書と一緒に早目に購入店へ持ち込みましょう。

お買い上げ、又は前回の電池交換から2年以上経っている場合は電池切れの可能性が高いです。購入店か時計店へ持ち込みましょう。

機械式時計で自動巻だと腕に着けるかリューズでゼンマイを巻いてあげないと止まってしまいます。軽く振ってみるかリューズを時計回りに回してみて下さい。

ソーラー時計の場合、充電切れの可能性があります(針が全て12時の位置で止まっている)直射日光の当たる場所で光に当てて下さい数時間で動き出すはずです。

時計の時間が進む、遅れる

機械式時計の場合は、一般的に1日に10秒から20秒は進むので1週間で2分ほど進んだとしても正常な範囲です。1週間で遅れが2分以上だと一度時計店に相談してみた方がいいでしょう。

クォーツ時計も1日に0.5秒は進むので何ヵ月も触らずにいるとそのうちどんどん進んでいきます。気になるようなら定期的に時間を合わせて直すといいでしょう。

1日に何分も進んだり遅れたりする場合は磁気の影響かもしれません。置き場所を変えてみるなどしてみて下さい。

お買い上げから2年以上経っていたり、前回の電池交換から2年以上経っていて、急に遅れが出た場合は電池切れが近い可能性もあります。止まってしまったら早目に時計店に持ち込んで下さい。(秒針が2秒や4秒ずつ動き出すと電池切れの予告です)

電波時計の時間が進んだり遅れたりする場合は基準位置がズレていると思われます。取り扱い説明書を見れば基準位置設定をし直すことができますが、自分でできない時は時計と一緒に説明書をもってお買い上げ店又は時計店に相談して下さい。

リューズが引けない

10気圧以上の防水時計で時間やカレンダーを合わせようとリューズを引いた時に硬くて引けない時は、ねじ込み式のリューズの可能性があります。 

その場合はリューズを手前(反時計回り)に回してみて下さい。ロックが解除されて引けるようになると思います。

時間合わせ等が終わったらリューズを本体側に押し付けながら奥(時計回り)に回してリューズをロックさせて下さい。

ボタンが押せない

20気圧以上の防水時計でクロノグラフタイプだと、ストップウォッチのボタンもねじ込み式になっているものもあります。(ボタンの根元部分が回せるようになっている)

ねじ込みのロックを解除しないとボタンが押せなくなっています。新品の状態でまったくボタンが押せないなどの場合はねじ込み式になっていないか、ねじ込み式のリューズと同じ方法で根元部分を回してみて下さい。

金属ベルトが切れた?

金属ベルトが切れてしまった場合、アジャスト用のコマのピンが抜けてしまいベルトが切れた状態になることがあります。又は内部でピンが折れてしまっている場合もあります。

この場合は、購入時にサイズ調整をして外したコマが一つでもあれば時計と一緒に外したコマ、ピンをお買い上げ店(時計店)に持って行って下さい。外したコマ、ピンを利用してその場で修理ができるかもしれません。

ガラスが曇る

明らかに水が入ったことによる曇りはすぐに修理に出さないといけませんが、曇ってもしばらくすると消えている場合は、おそらく温度差による曇りだと思われます。

その場合は特に気にしなくても大丈夫です。もし文字盤が見えにくいほど曇って、しかもなかなか消えない場合は一度時計店でみてもらった方が良いと思います。

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