クロノグラフの針ズレ修正方法(クォーツのみ)

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目次

ストップウォッチの針が12時位置に戻らない時は

修正方法① セイコーの機械に多い

まず、1段又は2段(時間合わせができる状態まで)リューズを引き、その状態で右上のボタンを押すと、針のどれか(1/10秒計など)が動くと思います。動いた針を12時の位置まで動かして合わせます。

次に右下のボタンを押して動いた針(ストップウォッチの秒針など)も12時位置まで動かしますが、その針に連動してストップウォッチの分針も動くはずです。

そのままボタンを長押ししてストップウォッチの秒針と分針を12時位置に合わせ、その後時間を合わせてリューズを押し込んで完了です。

機械の向きによって動く針の位置は変わります。
 

修正方法② セイコーの機械に多い

修正方法①のやり方で右上のボタンを押しても針が動かない場合は、リューズを時間合わせができる状態まで引いた状態で右上のボタンを2秒以上長押しします。

そうすると一周する針があると思います、その状態で右下のボタンを押すと先ほど一周した針が動くので12時の位置に合わせます。

次にもう一度右上のボタンを長押しすると今度は違う針が一周するので、その状態で右下のボタンを押しその針を12時に合わせます。

それを繰り返して全ての針を12時に合わせることができたら時間を合わせ、リューズを押し込んで完了です。

ALARMと書かれている針がある場合は現在の時刻に合わせて下さい
 

修正方法③ セイコーの機械に多い

まず、1段又は2段(時間合わせができる状態まで)リューズを引きます。その状態で右下のボタンを押して針(ストップウォッチの秒針)を動かすと、その針に連動してストップウォッチの分針も動くはずです。

ボタンを長押しし、ストップウォッチの秒針と分針を12時位置に合わせたら時間を合わせ、リューズを押し込んで完了です。

右上のボタンで針を逆回転させることができるモデルもあります
 

修正方法④ スイス製の機械に多い

まず、2段(時間合わせができる状態まで)リューズを引きます。その状態で右上のボタンを押すと、針のどれかが動くと思います。

動いた針を12時の位置まで動かして合わせます。次に右下のボタンを押して動いた針も12時に合わせます。

次に1段戻して(1段引きの状態)同じように右上のボタンを押してみて動いた針と右下のボタンを押して動いた針を12時に合わせて、時間を合わせたらリューズを押し込んで完了です。

2段引きで動かない針は1段引きで動かないか試してみて下さい
 

修正方法⑤ スイス製の機械に多い

まず、2段(時間合わせができる状態まで)リューズを引きます。その状態で右上と右下のボタンを同時に2秒以上長押しします。

そうするとストップウォッチの秒針が一周します。それが針修正モードに切り替わった状態なので、その後に右上と右下のボタンを押してそれぞれ動く針を12時の位置に合わせて、時間を合わせたらリューズを押し込んで完了です。

修正方法⑥ スイス製の機械に多い

まず、時間を合わせます。その後リューズを1段引き、先に右下のボタンを押して動く小さい針を12時の位置に合わせ、次に右上のボタンで動く針を12時の位置に合わせたらリューズを押し込んで完了です。

修正方法⑦ シチズンの機械に多い

まず、2段(時間合わせができる状態まで)リューズを引きます。その状態で右上のボタンを押すと、ストップウォッチの針が動き12時の位置に合わせることができます。

右下のボタンを一回押すだけで、ストップウォッチの分針が12時の位置に戻るはずですが、12時以外に戻ってしまう場合はそれ以上ボタンでの修正はできません。修正する場合は修理に出す必要があります。

ストップウォッチの針がズレてしまった場合、多くは簡単に修正できます。一度上の方法を試してみて下さい。この方法はクォーツのみで機械式の針がズレた場合は修理扱いになります。

 

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