目次
クォーツ時計(アナログ)
電池切れ予告
アナログの時計の中には電池が切れる前に電池切れの予告をしてくれるものがあります。
国産の時計だと秒針が2秒ずつ動き始め、外国製(主にスイス製)は4秒ずつ動き始めます。秒針がこのような動きをし始めたら1週間以内に電池が切れると思って下さい。
そういった機能が付いていないものは突然電池が切れることがありますが、突然止まったからといっても、故障とかではなく電池切れの場合が多いです。
一応の目安としては、2年以上電池交換をした覚えがなくて止まった場合は電池切れを疑って下さい。
電池切れ以外の場合
腕時計の電池は切れる寸前まで電圧が一定で、切れる直前に一気に電圧が落ちます。そのため、遅れが出始めたら1週間以内には止まる筈なので、1ヶ月くらい前から遅れが出ている場合は電池が原因ではない可能性があります。磁気の影響の可能性も。
しばらく使ってなかった機械式時計が止まっているのを電池切れと勘違いされている方や、ソーラー時計の充電切れを電池切れと勘違いされる方がいます。
機械式はゼンマイで動いているので、電池交換は必要ありません。文字盤か裏蓋にAUTOMATICと書いてある場合は軽く振ってみるか、リューズを回してみて下さい。
ゼンマイが巻かれれば動き出すはずです。それでも動かない場合は修理が必要な可能性があります。ソーラーの場合は通常文字盤や裏蓋にSOLARの文字が書いてあるはずなので確認してみて下さい。
CITIZENはEco-drive、CASIOはTOUGH SOLARとあるものはソーラー時計です。
もしSOLARの文字があれば充電不足で止まっているだけだと思うので、日光の当たる場所で十分光を当てれば数時間で動き出すはずです。
(フル充電には1週間ほどかかります)それでも動かない場合は修理が必要な可能性があります。
クォーツ時計(デジタル液晶)
電池切れ予告
デジタル液晶表示のものは、バッテリー切れ予告のマーク(電池のマーク等)が出るものがあるので、そのマークが表示されたらもうすぐ電池が切れます。
バックライトが付いているものはライトボタンを押した時にライトがつかず液晶が薄くなる場合は電池が切れる寸前です。
電池切れ以外の場合
デジタル液晶表示の場合、液晶自体に寿命があります。もし10年以上前に生産された時計や、電池交換をして1年も経ってないのに液晶が薄くなって数字が読めなかったり、数字の一部が欠けたりしている場合は電池が原因ではなく液晶の寿命の可能性があります。
その場合メーカーでの修理が必要ですが、7年以上前のモデルだと部品の在庫がなく修理できないかもしれません。
バックライトが付いているモデルでライトを頻繁に使うとすぐに電池が切れてしまいます。電池を長持ちさせたければ、バックライトの使用はできるだけ控えて下さい。