腕時計の時間の合わせ方、カレンダーの合わせ方(初心者向け) 

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目次

時間の合わせ方

10気圧以上の防水時計でリューズがねじ込み式の時計はロックを解除してから行って下さい。

カレンダーの付いていない時計はリューズを1段引いて12時の位置で秒針を止めます。その状態で時針と分針が回せるので現在の時刻に合わせます。

この時、クォーツ時計の場合は現在の時刻より5分ほど進めてから戻して現在の時刻に合わせて下さい(現在10時10分なら、10時15分まで回して10分の位置に戻す)

これをしないと歯車のスキマがあるため時間表示がズレてしまいます(機械式時計はその必要はありません)

現在の時刻に合わせたら時報や正確な時間に合わせてリューズを押し込むと秒まで合わせることができます。

 時間の合わせ方

リューズを1段引いて12時の位置で秒針を止める。

リューズを回し、現在の時刻に合わせる(クォーツは5分ほど進めて戻す方法で)

時報に合わせリューズを押し込んで完了です。

2針の時計は秒針が無く、1分に1回しか針が動かないモデルもあるので、1分ほど進めた時刻に合わせましょう。

カレンダーの合わせ方

カレンダー付きの時計では午前と午後を間違えて合わせると昼の12時にカレンダーが変わってしまいます。間違えないように合わせましょう。

一般的な時計では、月の終わりが30日までの月に何もしないと次の月の1日がカレンダーでは31日になってしまいます。この場合はカレンダーの早送りをして合わせることが必要です。

31日を1日に合わせるだけなら時間合わせのやり方で針を24時間分回して合わせてもいいのですが、29日を1日に合わせる場合や、機械式時計でしばらく止まった状態から時間合わせ、カレンダー合わせをする場合はカレンダーは早送りで合わせる方が楽です。

早送りの方法は、まずリューズを2段引き(針が回せる状態)にして、時間を6時に合わせます(午前、午後どちらでもよい)。

その後、リューズを1段戻してリューズを回すとカレンダーの早送りができます。一般的に奥(時計回り)に回すと日にちの早送り、曜日も付いているモデルでは、手前(反時計回り)に回すと曜日の早送りができます。

古い機械式時計ではカレンダーの早送りができないモデルもあります。

その状態で前日の日にちと曜日に合わせます。(今日が1日の日曜なら31日の土曜に)

そして、秒針が12時の位置に来たらもう一度リューズを引き秒針を止め、針を回して今日の日にちと曜日そして時間を合わせます。

あとは、時報や正確な時間に合わせてリューズを押し込むと秒まで合わせることができます。

この方法であれば午前と午後を間違えず時間合わせができます。

カレンダー合わせ方

リューズを2段引きし、6時に合わせる(午前、午後どちらでも可)

1段戻してカレンダーと曜日を前日に合わせる。

もう一度リューズを引いて12時の位置で秒針を止め、午前と午後を間違えないようにして今日の日にち、曜日、時刻に合わせる。

時報に合わせリューズを押し込んで完了です。

針を6時に合わせるのは、時計がカレンダーを変えようとしている時間帯(歯車が絡んでいる時)に早送りをして歯車等を壊してしまわないためです。

6時の位置なら午前、午後のどちらでもその時間帯は避けているので大丈夫です。