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革ベルトの交換方法
ラグ穴あり(本体両側に穴の空いているタイプ)
ベルトが取り付けられている本体両側に穴が空いているタイプのベルト交換方法です。
今回は100均で手に入る精密ドライバーセット(幅1.2mm〜)とクリップを使います。ドライバーはマイナスを使用します。
このタイプは取り外しが簡単にできるので、お持ちの時計がこのタイプなら一度挑戦してみて下さい。
専用の工具ではないため、バネ棒を縮める際などに滑らせてドライバー先端で指を切ったりしないよう十分注意して下さい。
ラグ穴なし(本体両側に穴の空いてないタイプ)
こちらは、ベルトが取り付けられている本体両側に穴が空いていないタイプのベルト交換方法です。
こちらも100均で手に入る精密ドライバーセット(幅1.2mm〜)とクリップを使います。ドライバーはマイナスを使用します。
こちらは、取り外しの際もマイナスドライバーを使用します。滑らせて怪我をしないように十分注意して作業して下さい。
片側が外れにくい場合は、反対側から再挑戦してみて下さい。
長く使用していた時計だと、バネ棒が錆びついてしまって縮まなくなっていることも多いです。
ベルトが外れない場合
もし、バネ棒が錆びついているなどの理由でベルト(バネ棒)が外れない場合、同じサイズのバネ棒を持っていて、しかも今取り付けられているベルトをもう使わないのであれば、ベルトを切り裂いてバネ棒をむき出しにしてからバネ棒をニッパーなどで切断すればほとんどの場合、取り外すことができると思います。
① ベルトのバネ棒が入っている部分をバネ棒に沿ってカッターで切り裂きます。
② ベルトを取り除き、バネ棒をむき出しにします。
③ バネ棒の真ん中辺りをニッパー等で切断し内側に抜き取ります。
同じサイズのバネ棒を持ってない場合や、使用中のベルトもまた使いたい場合は時計店で相談して下さい。